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日々、てくてくと。

本・漫画・ハロプロネタを中心に日々考えてることを気ままに。

【感想】『阿弥陀堂だより』肩の力を抜いて自然と生きるということ

いつからでしょう。ゆっくりと歩く前の人が邪魔だと思うようになったのは。我武者羅に頑張っていないことが格好悪いことのように思うようになったのは。 東京という街のせいではないかもしれませんが、東京という街にいるからこそ、色濃く感じてしまうのだと…

【小説感想】『世界から猫が消えたなら』大切だと思えることって結局そんなにない。

先日、プチ失恋をした。毎日連絡を取り合っていた人で「好きかもしれないなあ」と思い始めていた矢先に「彼女ができた」と報告されたのだ。全く傷ついていない自分がいた。そもそも本当に好きだったのかさえ怪しいところだ。 そういえば初めて付き合った恋人…

【小説感想】『きみはポラリス』(三浦しをん)さまざまな恋のかたちを描いた究極の恋愛小説(1)

人はどんな時にその感情を「恋」と呼ぶのだろう。 その人をついつい目で追ってしまうとき。 その人のことが頭から離れず、眠れないとき。 会話するだけでもドキドキと胸が高鳴るとき。 そんな、まるで少女漫画で描かれるようなシチュエーションと出会ったと…

【小説感想】『四月になれば彼女は』“なぜ人を愛するのか”理屈では説明できない問いと対峙する。

色鮮やかな装丁を施した本が並ぶ中、その一冊を手に取った。 天国に一番近い湖と言われるウユニ塩湖のグラフィックに白い文字でタイトルが綴られている。全体的に薄い色素のデザインは儚く消えてしまいそうで、けれども、確かな存在感を放っている。私はその…

【小説感想】12月1日は映画の日!映画好きによる映画好きのための小説『キネマの神様』

「12月1日は何の日?」「映画の日!」 ということで今回は、私が好きな映画をご紹介! ー…するのではなく、原田マハさん著の“ 映画好きによる映画好きのための小説 ”『キネマの神様』について書こうと思う。ちなみに、映画の日は1956年に映画産業団体連合会…

【小説感想】『ふがいない僕は空を見た』女性による女性のためのR-18(官能)小説

この作品の魅力は官能的部分だけでは終わらない。むしろ後半は官能的表現はほとんどない。それでも惹きつけられる。理不尽でふがいない日常を必死に生きていく登場人物たちに惹きつけられるのだ。 ー そんな趣味、おれが望んだわけじゃないのに。余計なオプ…

【小説】『伊坂幸太郎』全作品、一挙紹介してみた(パート2)

前回に続き【伊坂幸太郎全作品、一挙紹介】パート2です。今回は『アヒルと鴨のコインロッカー』『チルドレン』『サブマリン』『グラスホッパー』の4作品。一番好きなラインナップかもしれない。皆さんはこの4作品をどのように読みましたか?

【感想】『伊坂幸太郎』全作品、一挙紹介してみた(パート1)

伊坂幸太郎作品を一旦ほぼ全作品読み終えたので(エッセイやアンソロジーは除く)まとめてみました。第一段階は、私なりの伊坂作品の魅力5つと、デビュー作「オーデュボンの祈り」から「重力ピエロ」までの感想です!