日々、てくてくと。

本・漫画・ハロプロネタを中心に日々考えてることを気ままに。

【雑記】母の三年連用手帳。続けるということ。

 

今回は、今週のお題「2017年にやりたいこと」に沿って書いてみます。

 

私の性格を言葉で表すと「熱しやすく冷めやすい」が一番ぴったりとハマるだろう。昔馴染みの友人からは「猪突猛進だ」だとか「こうと決めたらそこに対する熱量がすごい」などとよく言われる。

受験勉強にしても、習っていたピアノにしても、好きな芸能人にしても。「これだ!」と思ったら寝る間も惜しんでのめり込むタイプだ。だが、続かない。その熱量もいつの間にか失われている。まさに「熱しやすく冷めやすい」性格なのだ。

そんな私だが、今回「2017年にやりたいこと」を考えたとき、「なにかひとつのことを一年間やり続けること」という考えがまず頭に浮かんだ。重要な「なにか」の部分については浮かんでいないのだが、とにかく「一年間つづけること」をやり遂げてみたいと思ったのだ。

そこで正月休みの帰省中、母に「なにか継続していることはあるか」とたずねてみた。「あるわよ」と意気揚々にたんすの奥から母がそのなにかを取り出す。それがこれだ。

 

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 3年連用手帳

「独身時代のは処分してしまったけれど福岡に嫁いだ24歳の頃からの分」と古びてヨレヨレになったものから真新しいものがずらりと並べられる。

 

博文館 手帳 2017 3年連用手帳 黒 No.060

博文館 手帳 2017 3年連用手帳 黒 No.060

 

 

ちなみに母が長年使っているのは博文館から出ているこちら。昔は黒色だけだったそうだが、最近では赤やゴールドも発売されており、どの色を買おうか迷う楽しみもできたらしい。

嫌がる母を横目に中身を拝読すると、娘が熱を出したやら息子が誰々と喧嘩したやらママ友とどこどこのランチに行ったやら。なんてない日常が箇条書きで書き込まれている。私自分が覚えていないようなことも母の手帳に記されており、「こんなことあったっけ?!」 と読むのが止まらなくなる。

“ 車の中で昼寝 ”などと一見どうでもいいようなことさえも、それが20年前の若かりし頃の母の行動であるならば、何だかそれだけでも面白く思える。

母は今年で60を迎える。24歳の頃から(処分された分も含めるとそれ以上)36年間。1日も欠かさず埋められてきた手帳。つづけることで、なんてない1日が、時を経て物語を帯びる。なんだか素敵だなあ。母の手帳をめくりながら、ふと思った。

なにかひとつ。将来の私に繋いでいくものが欲しいな。厚みを増しながら育てていくなにかが欲しいな。そう思った。

 

ちなみに母の姉(つまり私の伯母)は結婚を機にアメリカに移住し生活しているのだが、その伯母は手帳ではなくブログで毎日の生活を綴っている。これがまた面白い。私がブログを始めようかなと思ったのも実は伯母のブログを読んでいたことがきっかけだったりする。よければ是非のぞいてみてください。

 

ameblo.jp

 

さて、今年は何をつづけてみようか。

このブログかな?

それともInstagramで更新している読書録かな?

それとも投げ出してしまった英語の勉強か?

それともなにか新しいことを始めてみるか?

 

まずは、途中になっている物事をリスト化することから始めよう。決まったらまたこのブログで報告しますね。以上。