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日々、てくてくと。

本・漫画・ハロプロネタを中心に日々考えてることを気ままに。

【雑記】お風呂で歯みがき論争

雑記 生活

 

最近結婚をし、旦那さんとふたりで暮らし始めた学生時代の友人と久しぶりに再会した。さぞや幸せの絶頂期。惚気のひとつやふたつ、広い心の器で受けとめてやろう。そう意気込んで待ち合わせの場所へ向かったのだが、はて実際は。出るわ出るわ愚痴の数々。

 

家計や子育てに対する意見の相違は彼女たちの問題であろうから何も言えないのだが、結婚というものは、こんなにもストレスの溜まることなのかと、驚かされた。特に愚痴の内容で多かったのが、お互いのライフスタイルの相違から生まれるストレスだ。

 

「めずらしく洗濯してくれたのはいいんだけどさ、タオルのたたみ方がおかしいから結局全部たたみなおしでさ〜」

(わ、わたし、もはやたたまないよ〜。タコ足から直取りだよ!)

「お風呂で歯みがきするんだよ?!ありえなくない??あと、変な音するなあと思ってのぞいてみたら、お風呂の中で鼻かんでるの。鳥肌もんなんだけど」

 (え、お風呂で歯みがきって普通じゃないの?お風呂でする歯みがきって超気持ちいじゃん!え、お風呂の中で鼻かんじゃダメなの?温かいお湯に浸かると鼻垂れてくるじゃん!)

 

 彼女が旦那さんに抱いている不平不満に「なにそれー!嫌だー!ありえないねー!」と相槌を打ちながらも、心の中では動揺が隠せない私。自分にとっての当たり前が目の前でことごとく否定されていく。なんとも居心地が悪い時間である。

 

確かに、全く異なる環境で育ってきた者同士が一緒になるということは、お互いのライフスタイルを認め合うまで、かなりの忍耐力=我慢を要するのだろう。いや、我慢というよりは、どれだけ妥協し、どれだけ諦められるか。それが重要なのかもしれない。

 

私がまだ小学生にあがったばかりの頃。こんな記憶がある。

 

あまりにも私が部屋を片付けないために、母が発狂したのだ。「もう全部捨ててやる!」と私の部屋にあるものを全てゴミ袋に詰め始めたのだ。「父ちゃんも兄ちゃんもあんたも!私が片付けても片付けても散らかすっちゃけん!!」とそれはそれは恐ろしい形相で。結局その場は「堪忍してあげてえ」と祖母が涙ながらに助け舟を出してくれたことで収束したのだが。あのときの母はストレスが溜まりに溜まって限界を迎えていたのだろう。

 

結婚したばかりのころ、母は、父のいろんなところが理解できなかったという。

・靴下脱ぎっぱなし問題

・使った物を元の場所に戻さない問題

・テレビをつけたまま寝る問題

・目の前にある物がみつけられない問題

・顔がでかい問題

・咳がうるさい問題

などなど。(もはや最後の方はただの悪口である)

まあこの父のだらしない部分を全部、子供達が受け継ぐことになるのだから、母もたまったもんじゃない。だがしかし、あるときを境に、全く気にならなくなったのだという。

 

そう、諦めたのだ。

 「こんな人たちもいるんだ」と、諦めたそうだ。

すると、あれほどまでに苛々していた気持ちがなくなり、楽になったそうだ。

 

もちろん未だに「もう父ちゃん、脱いだ靴下は洗濯機に入れとってよ〜」と不平をこぼすことはあるが、あんな風にストレスをためてヒステリックになることはない。

 

人間は適応するのだ。

 

私の友人もまた、近い将来に「え?お風呂で歯みがき?あれ超気持ちいいよね!!」とガハハハ笑っていることだろう。

 

以上。